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フコックス社長日記

2016/8/15 月曜日

no.192 スマートロジスティックス&スマートドライバー

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我が社は今年で創立80周年を迎える。
この間、様々な山坂を乗り越えここまでやって来れたのは、ひとえに会社とともに歩んできた歴代社員の皆さんと、我々を支えていただいたお客様のおかげと心より感謝申し上げます。
私自身、還暦を迎える年となり、ふと過去を振り返り、将来を考えた時、それぞれのタイミングで大きな転換期があったこと痛感している。

私が社長に就任したのが平成4年。

まだ30代の若造が、それなりに将来を漠然と考えていた時、出会ったのが「3PL」というコドバだった。
その少し前に世の中は国鉄がJRに変わり、佐川さんが台頭し始め、ヤマトさんが宅急便をスタートしたころ。

これからの物流はどう変わっていくのか、うちの会社は世の中の変化にどう対応したら良いのか。
当時の業績はいたって順調に推移していたが、漠然とした将来への不安が心の奥底に有り、何かしなくては何か変えなくてはとの焦りも有った。

そんなある日、心ある主要顧客の役員さんの一言。「うちの仕事をきちんとやってもらう事は当然だが、うちの仕事だけで食っていけるとは限らないよ。世の中は変わっていくんだから…….。」 心に響いた。

そこで当時参加していた勉強会で出会ったのが「3PL(サードパーティーロジスティクス)」の概念。

最初は横文字に抵抗は有ったし、日本には馴染まないな程度の印象だった。
しかし、よくよく考えてみると従来からやってきた我が社の業務って3PL発想そのものなんじゃないか。
これってひょっとするとすごいことなんじゃないか…。
だったら思い切って突っ込んでみてもいいかも。
ということで、若気の至りと言われるかもしれないが、新人と中途採用を集めて「3PL事業部」を作った。
空いている倉庫を使ってお客様の在庫管理業務と出荷・配送業務をまるごと受注した。
当時は「物流コスト分析させて下さい」なんて簡単な営業トークに「売上高物流コスト比率」程度を武器に、エクセルで現状との比較表程度を示すことで比較的簡単に受注が出来た。

内職屋さんからパートさん5人で始めたお菓子のセット作業もその当時のこと。
いまや登録パートさんだけで100名をゆうに超えている。

そうだ、これしかないっ! と思い込んでひたすら突っ走ってきた。

あれから約20年以上が過ぎ、その間インターネットの急激な普及もあって、一時は「3PLの次は.セメント物流の共同受注・配車・売上回収+決済代行だ!」と会社まで設立したが、これは時期尚早。早々に撤退。

そして今、ググるなんて言葉が普通に使われるようにネットとセンサーの普及は予想をはるかに超えたスピードで世の中を変えている。

時代は「I oT」か…。

いまや通販では当日配送も当たり前の時代。ドローン使って空から配送?いったいこれから物流ってどうなるの?
なにもメディアに踊らされるつもりはないが、世の中の変化をまじめに、冷静に考え導きだした結論。

それは「スマートロジスティクス&スマートドライバー」。

Amazonを真似たって出来る訳ないし、ヤマトさんや佐川さんと同じことは出来るはずがない。
だったら身の丈にあった対応をしていこうよ。幸いインターネットとクラウドがあるじゃない。

ドイツの国家戦略「インダストリー4.0」とGEを筆頭にアメリカのIT軍団の提唱するIIC連合が連携する現在、
今まで中小零細では出来なかったスマート化は、今なら出来るはずだ。

まずは我が社にとって第二世代となるデジタコの入れ替えが、この夏以降に始まる。
当然、ドラレコ機能と連動+ETC2.0。
かつて(第1世代)は事故防止と燃費削減が第一義としてあったが、今回は安全と品質向上のツールとして徹底活用していく計画。
加えて貴重な人財であるドライバーさんの働き方を変えていくような取り組みも目指したい。

ただでさえ、少子高齢化社会におけるプロドライバー不足は深刻化する一方なのに、労働環境の改善は一向に進まない。
国交省と厚労省が音頭をとって始まった「トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会」。
国が我々トラック運送事業者だけでは解決出来ない問題を荷主業界も巻き込んで取り組もうと動き出している。

こんなチャンスはかつて無かったはずである。

だからといって実業を知らない上の方の人たちだけでいくら話し合っても、解決策はなかなか出ないとは思うが、とにかくチャンスであることは間違いない。

いまこそ身の丈にあった所から始めよう。
取り込めるものは顧客からでも、同業者からでも、車からでも、フォークリフトからでもなんでも自動で取り込もう。

そしてビックデータ化(そんなに大それたものではないにせよ)して解析しよう。どこに問題が隠されているか、どうすればより効率化できるか、より人間らしい仕事ができるか考えだそう。

言うは易し、行うは難し。

だけれども、動き出さなければ始まらない。3PLに飛びついたときのように。

我が社は「I o T」ならぬ「I o S(Internet of Service)で「スマートロジスティックス&スマートドライバー」の実現を目指します。

Filed under: 雑感, 企業経営, 業界 — shizume @ 22:28:27
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